テクニカル選手権の種目滑走系のほかにエアーがあります。
大会なれをしなくてはと思い、二年前白馬で行われた
ストレートジャンプ大会に出場しました。
参加者も結構多く回りは生粋の飛び系ばかり。
大会の予選はジャムセッション方式で行われた。
与えられた時間内に飛ぶ。その間は何回でも飛んでいい。
その中で自分が飛んだ中で一番点数の高い得点が選ばれる勝ち抜き戦
でもその時間が20分間。非常に短い。参加者が多いのに
なのでみんな少しでも多く滑りたいのでエアーのスタートまで
猛ダッシュ。
さすがにエアー台はドデカイ!!アプローチも非常に長いので
かなりのスピードが出る。
いざ始まると、回りのティションがかなり上がる。
音楽もガンガン流れ、DJもしゃべりまくり!!
テク選の大会とさすがにノリが違う。
最初の一本目は試し飛びをしようと思っていたが!
自分の前の連中が540°、スイッチ540°を当たり前
かのように決めていく。いきなりかよ
ストレートをやる人は誰もいなかったのでやる予定を変更。
1本目はレイトB180°
何とか成功。
2本目フロント360°3本目フロント540°供にグラブなし
転びはしなかったもののイマイチ
でもレベルは高く、720°スイッチ720°まで
大安売り大特価ばりに出してきた。
どちらかというと見ているほうのが面白く、参加してる場合では
ない。弱気ななった。
当然時間もなくラスト1本。
その時脳裏に浮かんだのは、その日スクールでは大事な大会の
イベントがありそんな中、休んできたこと。
あと必殺技?を出していない。ヤバイこのままを終わるのはまずい。
どうせやるならなら飛距離、高さだけは負けたくなったので
そこに重点を置いて飛びました。
バックサイド180°ジャパン
自分ではありえないほどピタ着。その時不思議に無意識に
ガッツポーズした。やり遂げたのでうれしかった。
その時、僕の名を呼ぶ声が・・・
さっきバックサイドロデオ720°をばっちりメイクした人だ。
そんな上手い人知り合いのわけがない。
でもその人が昔、学生時代にお世話になりました者です。
と言うので良く見たら、思い出した。
今や立派なフリースタイラーなっていたのでビックリ!
そんな上手い子から「今のだったら決勝いけますね。」
と言われたのでうれしかったが、
B1で残れるほど大会は甘くはないと思っていたのであとは
決勝でも見てスクールの手伝いに帰ろ。
そしたら奇跡が起こりました。
決勝枠16名の中に僕の名前がありました。
あの時はかなり嬉しかった
決勝は2本飛んで決めるので2本ともB1ジャパン。
1本はなんとか、2本目は転倒。でも思い切りいけたので満足。
結果は10位
僕みたいなものが場違いな大会で順位が起こせたのが奇跡。
(ちなみに元教え子?は3位入賞感激。今度、教えてください)
その時自信のある技が完成しました(これだけしか出来ません!)
そして自信が確信へと代わりました。
テク選では思い切り飛ぶぞと熱く胸に秘めて。
そして自信が即沈へと代わりました。
転倒、順位はほぼビリに近い順位。
その年はSBXとエアーが良かった分だけテク選は最悪でした。
失敗もよくするけど自信を持ってやれる技です。
その後、あのニコラス ミューラーがトヨタビックエアーで
B1ジャパンを披露。世界一の人が・・・(永久保存版)
僕の中では1番好きな技でもあります。
2年前のお話でした。
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